2021年も複数のKobeモデルのリリースが予定されており、それらがどうなるのか気になるところ(UPDATE:双方が声明を発表)
UPDATE(2021/4/21):〈Nike〉および遺族のVanessa Bryant(ヴァネッサ・ブライアント)が声明を発表した。「KobeはNikeの消費者との深いつながりにおいて重要な役割を担いました。彼は私たちの背中を押し、周りのすべての人たちを向上させました。契約関係は終了しましたが、彼は愛すべきNikeファミリーのメンバーです」とコメントする〈Nike〉。一方のVanessa Bryantは「KobeのNikeとの契約は4月13日に切れました。KobeとNikeは、世界中のファンやアスリートに着用され愛される史上最も素晴らしいバスケットボールシューズのいくつかを生み出しました。私はKobeのファンが、いつでも彼の製品を手に入れられて着用できることを願っています。彼のプロダクトは一瞬で売り切れます。それがすべてを物語っています。Nikeとの生涯にわたるパートナーシップを築くことを望んでいました。私たちはKobeとGianna(ジアナ)のレガシーを尊重するためにできる限りのことを常に行います。それは今後も決して変わらないでしょう」という旨を述べている。
また情報筋によれば、Kobeサイドは、これまでにシューズやアパレルに使用されてきたMambaロゴと彼のサインの権利を有しており、シュータンなどに配置されていたSheathロゴは双方に所有権があるとのこと。
ORIGINAL(2021/4/20):故 Kobe Bryant(コービー・ブライアント)と〈Nike(ナイキ)〉の長年にわたるパートナーシップに終止符が打たれる。4月13日(現地時間)にKobeと同社の契約期間は終了しており、Kobe Bryantの遺産財団は契約を更新をしない意向だという。Kobeは2003年に〈Nike〉と契約、以来2016年の引退後もシグネチャーモデルが発表され続けてきた。
本件に関して〈Nike〉からの声明はないが、2021年も複数のKobeモデルのリリースが予定されており、それらがどうなるのか気になるところ。〈Nike〉に限らず、シューズブランドは過去の契約選手のシグネチャーを復刻する際、モデル名を変更して発売するケースもあるので、今後のKobeラインはそのような扱いになるのか。現役NBA選手でもKobeモデルの着用者が多いので、何かしらの形で存続させるのかもしれない。ちなみにKobeは生前に自身のスニーカーブランドをローンチ予定だったと報道されていた。